四季を尊び服を愉しむ2026。prasthana aw26 del completeについて。
prasthana co., ltd. 代表/デザイナーの武井です。
秋ですね。
6月くらいだったか、「2026年は秋がある」という情報を何らかのメディアで目にして以来、その到来を楽しみにしていましたが、前評判通り今年は例年と比べて多少の足踏み感はあれど「秋」を享受出来ている気がします。
僕は今年8/7-9/9の期間、山に籠っていましたので(前回の記事参照)、特に印象深いのですが、8月下旬から9月に入った辺りで強く「秋」の片鱗を察知したことを憶えています。
言っても日中は勿論まだまだ暑いのですが、我々が活動を開始していたAM4:00頃は、季節の移ろいに気付き易いというか、「あ、昨日より涼しい」とか「蝉というより虫の声の方が大きいやん」とか、そんなことに日々目が向く。
早いもので、下山してからもう一ヶ月半ほどが経過、山で捉えたアルペジオならぬ秋の気配は、嘘くさいことなく徐々に確かなものとなって、もう10月も終わり、粉うことなくそんな空気となっている。
四季があるってのは尊いことで、この時分は秋物が着られる所謂「長袖チャンス」をもう何十年も繰り返し楽しんでいます。
「あ、明日気温少し下がる!レザー着れるかも!」みたいな。
千駄ヶ谷の木々はまだまだ緑、紅葉するのはもう少し先ですね。
ということは、まだまだ「秋」の時間は暫く続いていくはず。
服を着るのが楽しい季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
9/9東京に戻ってきたその日から、溜まりに溜まっていた業務をこなす為に稼働を始め、バタバタバタ、、、と今に至ります。
この時期は毎年の如く、年末年始の特別な創作に向けての準備と、秋冬の生産が佳境、という言わば攻めのクリエイティブ脳と守りの生産管理マインドがごちゃ混ぜになるタイミング。
今年も例外なくその通りで、脳内ジェットコースター状態です。
今進行している特別な作品、これがですね、まじでめちゃくちゃ凄い創造になるので是非ご期待頂きたいです。
この話はまた追って、時期が来たら存分に語っていきたいと思いますが、様々な側面から、これまでprasthanaが表現してきたものとは異なる、勿論本質は変わらないのだけど、至極ポジティブな一手として鮮明なものになる筈です。
ここ最近は、けっこうこの件ばかり考えています。
物作りも勿論ですが、諸々の座組み、ビジュアルどうしよう、とか、ムービーは?とか、思案することが文字通り山積みという様相。
要するに大変充実しています。
そんなこんなで、まぁいつも通りといえばそうですね。
夏前に仕込んでおいたaw26-27量産もここへ来てデリバリーが進み、漸く全ての品番が出揃うこととなりました。
直近のprasthana全般に言えることですが、工場からいざうちに納品されてゴール、ではなく、それからあれやこれやと手を加える箇所が増えておりまして、所謂二次加工ですね、そんなことをやっていると、多品番を一気にデリバリー、と足並みを揃えることがなかなか難しくて、10月に入ってからは断続的に、上がった品番を都度出していく、という状況でした。
出荷タイミングが分散するほど、掛かるコスト(送料、労力)も嵩みますので、効率的とは全くもって言い難いのですが、まぁ、やってることがやってることなんで、仕方ないですね。
ですが、そんな非合理的とも言えてしまうような工程を経て完成する品々は、そりゃ苦労した分だけ良い筈ですよ。
なんというか、量産品には宿らない「味わい」みたいなもの、大変ファジーなんだけど、そういうのを纏った創造になると信じてやっているし、今prasthanaを好意的に受け止めてくれている方々は、この空気感を待ってくれていることと思います。
まぁ兎に角、(いつもそうですが)相当の覚悟を持って取り組んだコレクションです。
秋冬、てことでメインアウターも含むこの一連のデリバリーが真打、という感も多分にあります。
以下、ご覧下さい。
heavy jersey thermal lining 袴 pants


【LIMITED PRODUCT】heavy jersey thermal lining 袴 pants_coated

heavy jersey thermal lining parka


wool felt brimless

sarrouel denim pants_01 [ow]

sarrouel denim pants_01 [bleach]

sarrouel denim pants_01 [coated]

fulled wool stand neck jacket


fulled wool cropped sleeveless parka


raw form coat


p|p PP-004 COVERED LOW

直営店pss限定展開品番も含め、大分テンション高い内容。
展示会時にも多方面から過去最大と言える反響を頂いた品々です。
特にやっぱり秋冬なんでね、アウター、こと今回のraw form coatの物作り面での充実っぷりと言ったら、まぁ相当なものですよ。
レザーパーツには、うちでストックしていたGUIDIのカーフ革が上手いことハマりそうだったんで採用していたり、なんなら量産でめっちゃクオリティ上がっちゃってます。
蓄積してきた独自の美意識がこれでもかと迸る衣服達。
商品ページ全品番アップ済ですので、各品番の詳細はそれぞれご確認頂ければと思います。
天気予報を見ると、若干の変動こそあれど、以降どんどん秋めいていくようです。
ちゃんと秋がある2026年!
この恩恵を最大限享受していきましょう。
宜しくお願い致します。
