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prasthana : LC5 mid length coat A_WOOL GABARDINE

¥85,800

prasthana : LC5 mid length coat A_WOOL GABARDINE

MATERIAL

表地:WOOL100%
見頃裏地:COTTON100%
袖裏地:CUPRO100%

MADE IN JAPAN

size0(S)
着丈97.3cm 身幅109cm 肩幅45cm  袖丈65cm 

size1(M)
着丈100.3cm 身幅113cm 肩幅47cm  袖丈67cm 

size2(L)
着丈103.3cm 身幅117cm 肩幅49cm 袖丈69cm

DETAIL

含浸加工を施したウールギャバジンを素材A、顔料コーティングを施したナイロンオックスを素材Bとしてそれぞれ採用したセットアップ対応の品番。

素材Aのウールギャバジンは、オーストラリアグランピアンズ地方を原産とするノンミュールジングのトレーサビリティウール原料を用い、日本国内にて撚糸から織りまでを行い生産。
仕上げに含浸加工を施すことで、原料由来のしなやかで上質な表情に、独特なハリのある質感を付加している。

プロダクトネームに冠している「LC」はブランドフィロソフィーの一節であるlogically constructs=論理的構築」に由来しており、prasthanaのコレクションにおいて、シーズンの概念に左右されないエッセンシャルな意匠を表す記号として用いている。

LC5は「quiet gap=静謐な隙間」と定義したデザイン。

2品番ともに、切り替え部分に採用したこの意匠は、ファスナー付けの際に用いる「ムシ隠し」の始末から発展させた。

本来そこにある筈(とイメージしがちな)のファスナーが無い、という固定概念の転覆とともに、ファスナーの開け閉めという行為を伴わないことによる物理的な「静謐」と、殊更に主張するわけではない「静かなデザイン」という意味での「静謐」。

衣服を形成する要素から形態のみを抽出し、本来の意味を持たせずに、デザインとしてのみ機能させる、トロンプルイユ(騙し絵)的な解釈もできる意匠。

着丈をミドル丈設定としたコート。

肩パッドの有無や芯地の選別などといった諸要素は、シリアスなテーラードではなく、あくまでunconstructedではあるが、肩とバストのバランス取りや前振り設定の袖など、coatという名称を用いつつ、細部の仕様は所謂ジャケットマナーに沿った丁寧な作り込みとなっている。

小ぶりなラペルと浅く設定したVゾーンは、良い意味で威圧的な雰囲気を中和しており、男性然とした強いイメージを幾分まろやかに演出する。

袖付けはスプリットラグランスリーブを採用、フロントはセットイン、バックはラグランというこの仕様は、ジャケットらしいアウトラインの形成と、可動域の広さを担保しつつクラシックな空気感を衣服にもたらしている。

LC5の意匠は、ハギ目の位置である外袖及びセンターバックに配置、静謐でいてしっかりと印象に残るデザインとして機能。

本水牛製の釦をメインに使用しつつ、第二釦のみジュエリーブランド「iolom」に特注した真鍮製の釦を配した。

真鍮材からデザイナーの手仕事で削り出しを行い、一点一点ハンドで作成されているこの釦は、同じ個体は二つと存在しない、手工芸の尊さを感じられる特別な付属である。

その他、prasthanaのジャケット作りの基本仕様としている二段台場仕立ての内ポケット、両バックサイドには深く設定したサイドベンツ、力釦にはレザーを円形に打ち抜き、採用。

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